「ざけんじゃなーいわよーぅ」
と毎日のように響いていたダーレン・スタジオを懐かしく思います。
ひび割れた声で叫ぶ怒号は業界では有名らしく、スター・フォトグラファーとして有名でした。
恩師ダー。
「ニー・マァ・ドゥ・トゥ・ピァオズゥ!!」
口答えをすれば「てめぇの母ちゃんの腐ったピー音」ですよ。
「てめぇの母ちゃんだろうっ」と口答えをすれば子供のように笑いました。
頭をつねられて「わかってんじゃないわよー」と子供のように扱われ、犬の散歩には出され、コミュニティの顔出しにも付き合いました。
コミュニティの顔出し。
すげぇ、以外にマトモなことやってんじゃん、とか思ってましたけど、さすがスター・フォトグラファー。マトモです。
NYのミート・パッキング街では「オーッホッホッホ」とかマジで聞こえるし、一種のネタになっていました。
スター・フォトグラファーというのは格が違います。
体格が違います。
クマと戦えるんじゃないかと思うくらい健康でした。
犬が違います。
シャー・ペイを3匹。鎖で繋いでいます。餌はナマ肉。
写真力が違います。
写真力というのも、
とても不適格な単語ですけれど、実際にあるのでどうしようもないですね。
「あの、写真」と記憶に残る写真が写真力の証明ではないでしょうか。
ザ・パワー・オブ・フォトグラフィー。
No comments:
Post a Comment